2013年05月31日

Memories of Oberstdorf その7 〜チンクワンタ会長〜

いよいよ本番直前。


Sさんが隣にいてくれて、いろいろ話して気を紛らわせてくれて。


みどりさんにも「緊張して自分のやってきたことを出せないまま終わっちゃうのはもったいないから!楽しんで滑ってきて!大丈夫だから!」と励ましていただいて。


ひとつ前のグループで滑ったAくんの頑張る姿を見て刺激を受けて。


同じリンクのNさんやK先生も抽選を終えるなりすぐにかけつけてくれてリンクサイドについてくれて。




ホントに心強かったし、みんなのために絶対いい演技しよう、と心から思いました。ありがたかったです。




そしていよいよ6分練習。リンクイン。6分練習は先生に教わった通り、まず前半はゆっくり時間をかけて氷の感触を確かめ、そのあと軽くプログラムを流して、気になったところをチェック。そして最後1分でもう一度氷の感触を確かめる。

6分練習中も、ジャンプもスピンも好調で、笑顔で、楽しく滑ることができました。




しかし!




そうは問屋がおろさなかった。1番滑走の方が滑り終わって、行ってきます!と、笑顔で、程よい緊張感を持ってリンクに出ていったものの、なかなか名前がコールされない。




え?




何?





と思ってたら、突然のアナウンス。





「ただいま国際スケート連盟会長、チンクワンタ氏が会場に到着されました。みなさま盛大なる拍手を!!」


kaichosama.png








チンクワンタが来た!

chinkuwanta.png



チンクワンタが来た!

chinkuwanta.png



チンクワンタが来た!

chinkuwanta.png





何で今なの!!!!





imadesho.png


今でしょじゃねーよ!!!






もう、なんか、ビックリを通り越して思わず笑っちゃいました。人って予想外すぎることが起こると笑っちゃうんだ。「チンクワンタ会長が、津軽海峡冬景色を聞くんだ!聞いちゃうんだ!」とか思うと、なんか、もう。ダメ。ダメ。ダメ。ダメ。



せっかくの程よい緊張感もどこかにいってしまい、なんか自分でもよくわからないまま、スタートポジションに立つダワ。



音楽スタート!



♪ジャーン!



うわっ!!!



tumaduita.png



最初のターン、いきなりつまづいたぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!







つづく






posted by dawa at 22:43| コンペティション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月30日

Memories of Oberstdorf その6 〜試合直前の涙〜

いよいよ本番当日です。



本番は17時30分。



朝7時30分からの公式練習で本番リンクの感触を確かめ、13時からのサブリンクでのパッチ(貸切練)で1時間ほど滑りました。ジャンプの調子がすごくよくて、ルッツも成功率100%。なんか調子いいな!この調子で行けるかな!と、いい感触をつかんで、パッチを終えました。


それでもやはり、「楽しみ!」「大丈夫!」という気持ちと「怖い〜」という気持ちが交互に押し寄せてきて、精神的なアップダウンは激しかった。ずっと身体全体に重たい物がずっしり乗っかってる感じでした。


本番3時間前。パッチ練を終え、ホテルへ歩いて帰る道すがらでも、そわそわして落ち着きがなく、なんとか気を紛らわせようと、音楽でも聞くか!とiPodシャッフルを再生しました。



すると流れてきたのが





mao.jpg「CDをお聞きいただいてる皆さんこんにちは。浅田真央です」





まさかの「ヴォイス・メッセージ from 真央」!!





「浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック」というCDの最後に収録されている真央ちゃんのボイスメッセージがいきなりiPodシャッフルからシャッフルされて流れてきた。オーベルストドルフの路上で。





ちょっと和んだ笑。






そして、次の曲を再生すると、流れてきた曲がこの曲でした。


asioto.jpg






マキハラくんの「足音」という曲です。長野五輪の聖火リレー公式応援ソングになったすごい名曲なんですが





( ;∀;)イイウタダナー





(´;ω;`)ボロボロボロボロ





え?!何!?自分なんか泣いてる!なんで?!なんでやねん!と、意味不明の涙にちょっと自分でも動揺しまくり。するとそこになんと、前方から野口さんやみどりさんが歩いてくるではありませんか!!


慌てて平静を装う。しかし。



「どしたの??大丈夫??目、真っ赤だよ?」



と言われてしまい、




「いや〜ちょっとパッチで練習しすぎちゃって疲れちゃって!でも大丈夫です!調子いい!いける気がします!」




これから試合をむかえる人に余計な心配させちゃいけない、と、なんとか「練習で疲れた人」を装って、その場を切り抜けました笑。



ああ、今のなんやったんやろう・・・意味不明や・・・ホンマ試合前って何が起こるかわからん・・・と、ホテルに帰ってシャワーを浴びて、横になって、気持ちを落ち着かせました。でも一回泣いてしまったせいか、どこか気持ちはスッキリしていた。




ここまで来たら、もうやるしかない。



いい演技して、日本チームを盛り上げたい!



自分のためじゃなくて、チームのためにがんばろう!



そしてお世話になった先生に、いい報告ができますように!





と、先生から届いた励ましのメールを見ながら、そう決意して、衣装に着替え、本番一時間前、リンクに到着しました。





つづく




posted by dawa at 21:49| コンペティション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月29日

Memories of Oberstdorf その5 〜試合前日〜

さて、いよいよ大会初日。日本チームから何人か出場するので、全員の応援に行きました。


mainrink.jpg



客席で、世界各国から参加するいろんな選手の演技を観戦したのですが、感想は




濃ゆ!!!




でした。


女子はパワフルでエモーショナルな、そねみき先生みたいな人がたくさんいて!


男子はすらっと背が高くて身のこなしがきれいな、関めぐむ先生みたいな人がたくさんいて!



マジで、日本スケ連はそね先生と関先生をアダルトフィギュアに派遣すればいいのに!とか思いました笑


もちろん、全員が全員濃ゆいわけではないんですが、たとえば全身黒のボンテージみたいな衣装でフッサフサの黒い羽根を背中に付けたグラマーな人がいて、「ブラックスワンでも滑るのかなぁ?」と思いきや、町田くんが使ってた「F.U.Y.A」で、ヒップホップ踊りまくり、会場大盛り上がり。そんな「キャラたってるわぁ〜」みたいな人があちらこちらに、どこカテゴリにもいて、マスターズ@東伏見の40代男子の部の数倍濃ゆい空間でした。楽しくないわけがない!


そして、見ててちょっと焦ったのが、みんな転ばないこと!ステップでつまづいたりとかはたまにありますが、ほとんどディダクションがないんです。さすがにちゃんと仕上げてきてる。これは焦りました。



このリンクは転ばないリンクなのか?


いやそんなことはないぞ。あんなツルツル滑るのに。


自分だけコロコロ転んだらどうしよう。。。


しかも僕よく転ぶし。。。


こんな滑りまくる特殊な氷で。。。。




チームジャパンのメンバーがひとりひとり出番を終えるたび、キスクラで「おつかれー!」なんてみんなでワーッと騒ぎながらも、内心「自分の番がどんどん近づいてくる・・・」と焦りはじめ、その焦りは不安につながっていきました。


その日の夜、床についても明日の本番のことを考えるとドキドキが止まらない。



こわい・・・




逃げたい・・・・




逃げちゃだめだ・・・

necha.jpg

逃げちゃだめだ・・・

necha.jpg

逃げちゃだめだ・・・

necha.jpg

zzzzz・・・

haaaaattu.jpg





zzzzz・・・




眠れないと思いきや、22時からパッチがあってくたくたになってたので、ぐっすり寝ました☆






つづく





posted by dawa at 23:20| コンペティション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月28日

Memories of Oberstdorf その4 〜すごい氷〜

火曜日夕方オーベルストドルフに到着。ホテルにチェックインし、さっそくリンクに向かいました。


オーベルストドルフの街並みはホントに素敵だった。一瞬で好きになりました。

machinami.jpg


あらゆるところに大会の看板が。

kanbann.jpg


そしてリンク!!山のふもとです。

skaterink.jpg


入り口にウェルカムボード

welcomewelcom.jpg



リンクに着いた瞬間、うれしくて「ここに来れただけで満足〜(´;ω;`)」みたいな気持ちになりました。そして気付く。咳が全然出ていないことに。体も全然しんどくない。リンクに到着した頃には、体調不良は完全に消え失せていました。
「病は気から」といいますが、到着したうれしさ、そのテンション↑↑でごっそり病を退けた感じだったのでしょうか。とにかく、よかった。


そしてさっそく、先に到着していた日本チームのみなさんにご挨拶。初参加だしどうなるのかな〜仲間に入れてもらえるのかな〜なんてちょっと心配してたのですが、みなさんフレンドリーに接してくださって、うれしかったです。僕がスケートをはじめた頃、神宮で同じグループレッスンを受けていた方もいらっしゃって、数年ぶりの再会だったり☆


そしてジャパンジャージ☆

jaji.jpg


ウェルカムセレモニーはこんな感じでした。

welcer.jpg

wece22.jpg


きっちりしたセレモニーなのかな、と思いきや、なんだかフリーダム。みなさん氷上でお酒やジュースの入ったグラスを片手に、乾杯したり、久々の再会を喜び合ってたり、写真を撮り合ったり。端っこでジャンプを跳ぶ人もいれば、何人かでスピン練習してるロシアっ娘たちもいたり。僕はというと、「こんな世界なんだ〜すごい〜」とひたすらソワソワ、キョロキョロしてました。キョロ(ω・`)(・ω・´)(`・ω)キョロ



そして驚いたのが、やはり、氷です。



「氷の質が全然違うよ!ハンパないよ!」と事前には聞いていたのですが、予想をはるかに超えていました。普通だったら、氷に降りて、何度か意識的に氷をプッシュしてスピードを上げていきますが、オーベルストドルフの氷は、降りただけで、何の力もなしにス〜〜〜〜ッと滑っていくのです。そして、2,3回プッシュしただけで、たちまちトップスピードに。しっかり氷をとらえないと、すぐに足をとられてしまいます。

今まで、ぶらりリンクの旅で、いろいろなリンクで滑ってきましたが、あの氷にいちばん近いのは苫小牧・・・いや苫小牧よりもはるかにすごかったと思う。



エリカがたとえてあげる!!!

erikagatatoe.jpg

ふつうの氷が「自転車」なら、オーベルストドルフの氷は「電動自転車」!!

erikagatatoe.jpg

ふつうの氷が「特急踊り子」なら、オーベルストドルフの氷は「リニアモーターカー」!!

erikagatatoe.jpg

ふつうの氷が「マチコ」なら、オーベルストドルフの氷は「マチコデラックス」!!

erikagatatoe.jpg




・・・・・






と、とにかく、このすごい氷を経験するだけでも、来た甲斐があったと思いました。



21時頃、時差ボケがやってきて意識が朦朧としてきたので、ホテルに撤収。
いよいよ明日からスタートする大会に備え、ゆっくり休みました。




つづく



posted by dawa at 23:59| コンペティション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月27日

Memories of Oberstdorf その3 〜ミュンヘン〜

真っ白な灰になった状態で決戦の地、ドイツに降り立ったダワ。

それでも「やっとここまで来れた―!」と、心はウキウキしていました。
心配だった税関も、ツアー客に紛れてさりげなく通過。

電車に乗って、夕方7時頃(日本時間で深夜2時)、無事ミュンヘン中央駅に到着しました。
ちょっと出だしつまづいちゃったけど、ここから本格的に時差ボケ解消計画です。


「とにかく、今日はとにかく、夜まで寝ない。24時まで起きていよう!」


そう決意して、駅前のホテルにチェックイン。
しかし、ホテルの部屋に入ったとたん、安心感からか、激しい眠気が襲う襲う。



寝ちゃだめだ・・・

necha.jpg

寝ちゃだめだ・・・

necha.jpg

寝ちゃだめだ・・・

necha.jpg

zzzzz・・・

haaaaattu.jpg





zzzzz・・・






( ゚д゚)ハッ!






目を覚ますと、深夜1時(日本時間朝8時)。日本でいつも起床する時間です。オレの体内時計、なんて頑丈なんだよ・・・と思いながら再び眠りにつこうとすると





眠れない・・

nechadame.jpg

眠れない・・

nechadame.jpg

眠れない・・

nechadame.jpg

おめでとう!!朝だね!!(意味不明)

zzzz.jpg




時差ボケ解消計画、大失敗!!




結局、時差ボケは帰国するまで治ることなく、ドイツ滞在中は毎日、夜9時頃には眠気で意識が朦朧としてしまい、所謂夜遊び的なことは全然できなかった(みんな朝まで飲んだりしてたらしい)。悔しい〜!


でも、寝る時間と起きる時間は間違えたけど、一応、横になって体を休めることはできたので、体調はだいぶん回復。当初の予定通り、翌日午前中はミュンヘン観光しました☆



ニンフェンブルク宮殿。キレイ〜

osiro.png


ホーフガーデン横のバイエルン州首相府。ステキ〜

kyuden.png


そしていよいよ午後。オーベルストドルフに向かう直通電車に乗車。

munichstation.jpg


窓の外はのどかな景色。

sekainoshasoukara.jpg

2時間後、ついにオーベルストドルフに到着しました!

tuita.jpg






つづく





posted by dawa at 21:49| コンペティション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする