2014年06月23日

Memories of Oberstdorf2014 その6 〜天使と悪魔〜

その日の夜はほとんど眠れず、ひたすらベッドで自問自答していました。


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ひどい演技だったなケケケ!!

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おまえが1年やってきたことの結果がアレだったわけだ!

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............

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おまえはあんなひどい演技を世界で披露するためにわざわざドイツまで来たのか??

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とんだヒマ人だな!!!

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違う.....楽しむために来た....

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へぇぇぇぇ今日あんな滑りで楽しかったのか?

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全然楽しくなかった.....

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「順位は気にせず、楽しく滑りたい」なんて言って

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お前はただ、争うことから、プレッシャーから、逃げたかっただけだろう?!

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だって誰かに勝つためにスケートをやってるわけじゃないから......
好きだから滑ってるだけで......

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誰かと競い合うことはイヤだ.....争いたくない......

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だったら最初からコンペティションなんてエントリーするんじゃねえよ!

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その通りだ......

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自分は本当に甘かった......

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もしも、この大会が、順位も得点もつかない、
ただ参加者が次々と滑っていくだけの大会だったとしたら、
どんなに味気ないものになっていただろうか?

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コンペティションは、誰かが勝ち、誰かが負ける世界.....

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だからこそ、それぞれが高みを目指して、トロフィーや表彰台を目指して、
それぞれのベストを尽くして、切磋琢磨し合う。

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みんな本気でここに来るまで練習してきて、
みんな本気でそういう厳しい世界を乗りきって来れたからこそ、
終わったあとにお互いがお互いをたたえ合うことができる。
それがコンペティションの意義だったんだ.....

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だから、いい順位を得るためだけにレベルを下げてエントリーする行為は忌み嫌われる....

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自分はベストを尽くそうとしていたか?
「順位気にしない、楽しみたい」なんて言って「争いから降〜りた!」なんて態度で、大会にのぞんではなかったか?

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その通りだ!お前はずっと逃げてたんだ!

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明日も同じように逃げようぜ!!たぁぁのぉぉしぃぃくぅぅ滑って!ケケケ!!

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誰かと争うことから逃げるということは、
自分と戦うことからも逃げるということ......

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逃げちまえよ!ライバルも競争相手がいなくなって喜ぶぞ〜!

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もう逃げたくない.....

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無理すんなよ〜!第一おまえ、怪我してるだろ?

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休め休め!なんだったら棄権するか??

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ケガ云々なんて言い訳だ。足はちゃんと動くんだから。

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明日のアーティスティックは絶対に逃げない。

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攻めて攻めて攻めていく!!!

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なぜなら!


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明日が終われば、

ビールが待ってるから!


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お、おぅぅ......(結局そこ???)





この夜、やっと、1年前からこじらせていた燃え尽き症候群からようやく脱出できた、と実感しました。





つづく





posted by dawa at 22:07| コンペティション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする