2013年05月30日

Memories of Oberstdorf その6 〜試合直前の涙〜

いよいよ本番当日です。



本番は17時30分。



朝7時30分からの公式練習で本番リンクの感触を確かめ、13時からのサブリンクでのパッチ(貸切練)で1時間ほど滑りました。ジャンプの調子がすごくよくて、ルッツも成功率100%。なんか調子いいな!この調子で行けるかな!と、いい感触をつかんで、パッチを終えました。


それでもやはり、「楽しみ!」「大丈夫!」という気持ちと「怖い〜」という気持ちが交互に押し寄せてきて、精神的なアップダウンは激しかった。ずっと身体全体に重たい物がずっしり乗っかってる感じでした。


本番3時間前。パッチ練を終え、ホテルへ歩いて帰る道すがらでも、そわそわして落ち着きがなく、なんとか気を紛らわせようと、音楽でも聞くか!とiPodシャッフルを再生しました。



すると流れてきたのが





mao.jpg「CDをお聞きいただいてる皆さんこんにちは。浅田真央です」





まさかの「ヴォイス・メッセージ from 真央」!!





「浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック」というCDの最後に収録されている真央ちゃんのボイスメッセージがいきなりiPodシャッフルからシャッフルされて流れてきた。オーベルストドルフの路上で。





ちょっと和んだ笑。






そして、次の曲を再生すると、流れてきた曲がこの曲でした。


asioto.jpg






マキハラくんの「足音」という曲です。長野五輪の聖火リレー公式応援ソングになったすごい名曲なんですが





( ;∀;)イイウタダナー





(´;ω;`)ボロボロボロボロ





え?!何!?自分なんか泣いてる!なんで?!なんでやねん!と、意味不明の涙にちょっと自分でも動揺しまくり。するとそこになんと、前方から野口さんやみどりさんが歩いてくるではありませんか!!


慌てて平静を装う。しかし。



「どしたの??大丈夫??目、真っ赤だよ?」



と言われてしまい、




「いや〜ちょっとパッチで練習しすぎちゃって疲れちゃって!でも大丈夫です!調子いい!いける気がします!」




これから試合をむかえる人に余計な心配させちゃいけない、と、なんとか「練習で疲れた人」を装って、その場を切り抜けました笑。



ああ、今のなんやったんやろう・・・意味不明や・・・ホンマ試合前って何が起こるかわからん・・・と、ホテルに帰ってシャワーを浴びて、横になって、気持ちを落ち着かせました。でも一回泣いてしまったせいか、どこか気持ちはスッキリしていた。




ここまで来たら、もうやるしかない。



いい演技して、日本チームを盛り上げたい!



自分のためじゃなくて、チームのためにがんばろう!



そしてお世話になった先生に、いい報告ができますように!





と、先生から届いた励ましのメールを見ながら、そう決意して、衣装に着替え、本番一時間前、リンクに到着しました。





つづく




posted by dawa at 21:49| コンペティション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする