2013年06月02日

Memories of Oberstdorf その9 〜バンケット〜

試合が終わればあとは楽しいだけ!!


食べて!

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飲んで!

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話して、笑って。スケート見て、応援して。



終わった開放感もあって、ずっとニコニコしてた気がします。僕はスケートが好きなので、スケートが好きな人も好きなのです。世界中から集まったスケートを好きな人たちと過ごす時間は、ホントに、ただ、楽しいだけの、かけがえのない時間でした。


僕、ディズニーランドに行ったことないけど、よくディズニーランド好きな人が「あそこは夢の国〜」なんていうけど、あんな感じなのかな。いるだけで楽しい、みたいな。


ということは、こいつは、オーベルストドルフのミッキーマ〇スか!?!?

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違うか。




時差ボケのせいで夜遊びができなかったのは残念だったけど、またいつか。





もちろん、みどりさんの演技もひとつのハイライトでした。

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「篤姫」とか、自分、3月のライブで弾いたばっかじゃん!とか思ったり!







そして最後はバンケットです。ウェディングドレスみたいなの着てる人もいたり。
僕は途中浴衣に着替えて参戦しました。

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またチンクワンタ氏がぁぁぁ!トラウマがぁぁぁ!(嘘)

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飲んで、踊って、騒いで、ヘロヘロに酔っぱらって。

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みどりさんに「来年も出る〜?」と聞かれて、



「出ます!来年はシルバーにあがって、撃沈する!!!」と宣言。笑





こうして、幸せな5日間は幕を閉じたのでした。






つづく




posted by dawa at 22:39| コンペティション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月01日

Memories of Oberstdorf その8 〜津軽海峡・冬景色〜

最初のターンでつまづいてしまった瞬間、ハッと正気に戻った。
そう、最初の凡ミスが逆に、開き直るきっかけになったのでした。



曲は「津軽海峡・冬景色インストゥルメンタルバージョン」。



♪上野発の夜行列車 降りたときから〜

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♪青森駅は 雪の中〜

tugaru2.jpgフリップ!



♪北へ帰る人の群は誰も無口で〜

tugaru3.jpgなんとか着氷!



♪海鳴りだけを きいている〜

tugaru4.jpgカモメを表現



♪私もひとり 連絡船に乗り〜

tugaru5.jpg課題のルッツ!

tugaru6.jpgあああ!痛恨のミス!



♪こごえそうなカモメ見つめ〜

tugaru7.jpgジャッジにアピールタイム



♪泣いていました〜

tugaru8.jpg3連続行くよ!

3renzoku.jpgちょっと足ついちゃった!



♪あああああ〜〜

tugaru9.jpgシットスピン!腰が高い!



♪津軽海峡冬景色〜

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いよいよ最後のコレオシークエンス。


60m先に、みんなの顔が見えた。



もうあとは全力で!!!



最後だから!!!






そんな気持ちで、死ぬ気で駆け抜けたストレートライン。


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ステップの途中、みんなの声が聞こえたし、リンクサイドにいたカナダのIくんやSさんが応援してくれる姿もはっきり見えてとても心強かった。会場もちょっと盛り上がったのもわかって、本当に滑ってて楽しかったです。



ラスト、締めのスピンを終えてフィニッシュ!

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終わったぁ・・・・

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まず思ったのが、ルッツやっちゃった・・・ってことでした。いちばん練習してきて、いちばん決めたかった技をミスしてしまった悔しさ。でも同時にやっと終わった!という充実感もあって、いろんな複雑な気持ちが入り交じっていました。

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新採点システムは生まれて初めてだったので、どれくらい点数が出るのか見当がつかない。前半ボロボロだったし、スピードもいつもの半分くらいしか出なかったし、これはもう、順位はダメかな、そんな気持ちでした。キスクラでみんなで騒いでるうちに、点数が出る。



24.09。



1st place.




まだ3番滑走の方がいらっしゃったので、最終順位が出るまでドキドキ。
優勝がわかった瞬間、みんなと抱き合って喜びました。


わーーーーーーーーーーーーーん!!!!!

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odakuuuuun.jpg

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とはならなかったけど。


正直、納得できる演技ではなかったのでなかなか複雑な心境だったけども、でも、みんなが喜んでくれたのは素直にうれしかったです。「ちやん〜ぴぉん〜」なんて言ってからかわれたり笑。



でも、今思うと、ラストのコレオシークエンスは、ホントに自分で滑ったというよりは、みんなに助けられた、としか言いようがないです。


あとでプロトコルを見たら、

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コレオシークエンスで加点0.7もらっていて、この加点分で、ノーカンになったルッツの得点(0.6)を補填してたのでした。


周りのみなさんのおかげで、こうやって結果が出せたんだな、と思ったら、ちょっと泣けました。優勝したこと自体には泣けなかったけど、そういうことを思うと、ちょっと泣けた。





つづく





posted by dawa at 23:58| コンペティション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月31日

Memories of Oberstdorf その7 〜チンクワンタ会長〜

いよいよ本番直前。


Sさんが隣にいてくれて、いろいろ話して気を紛らわせてくれて。


みどりさんにも「緊張して自分のやってきたことを出せないまま終わっちゃうのはもったいないから!楽しんで滑ってきて!大丈夫だから!」と励ましていただいて。


ひとつ前のグループで滑ったAくんの頑張る姿を見て刺激を受けて。


同じリンクのNさんやK先生も抽選を終えるなりすぐにかけつけてくれてリンクサイドについてくれて。




ホントに心強かったし、みんなのために絶対いい演技しよう、と心から思いました。ありがたかったです。




そしていよいよ6分練習。リンクイン。6分練習は先生に教わった通り、まず前半はゆっくり時間をかけて氷の感触を確かめ、そのあと軽くプログラムを流して、気になったところをチェック。そして最後1分でもう一度氷の感触を確かめる。

6分練習中も、ジャンプもスピンも好調で、笑顔で、楽しく滑ることができました。




しかし!




そうは問屋がおろさなかった。1番滑走の方が滑り終わって、行ってきます!と、笑顔で、程よい緊張感を持ってリンクに出ていったものの、なかなか名前がコールされない。




え?




何?





と思ってたら、突然のアナウンス。





「ただいま国際スケート連盟会長、チンクワンタ氏が会場に到着されました。みなさま盛大なる拍手を!!」


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チンクワンタが来た!

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チンクワンタが来た!

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チンクワンタが来た!

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何で今なの!!!!





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今でしょじゃねーよ!!!






もう、なんか、ビックリを通り越して思わず笑っちゃいました。人って予想外すぎることが起こると笑っちゃうんだ。「チンクワンタ会長が、津軽海峡冬景色を聞くんだ!聞いちゃうんだ!」とか思うと、なんか、もう。ダメ。ダメ。ダメ。ダメ。



せっかくの程よい緊張感もどこかにいってしまい、なんか自分でもよくわからないまま、スタートポジションに立つダワ。



音楽スタート!



♪ジャーン!



うわっ!!!



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最初のターン、いきなりつまづいたぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!







つづく






posted by dawa at 22:43| コンペティション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月30日

Memories of Oberstdorf その6 〜試合直前の涙〜

いよいよ本番当日です。



本番は17時30分。



朝7時30分からの公式練習で本番リンクの感触を確かめ、13時からのサブリンクでのパッチ(貸切練)で1時間ほど滑りました。ジャンプの調子がすごくよくて、ルッツも成功率100%。なんか調子いいな!この調子で行けるかな!と、いい感触をつかんで、パッチを終えました。


それでもやはり、「楽しみ!」「大丈夫!」という気持ちと「怖い〜」という気持ちが交互に押し寄せてきて、精神的なアップダウンは激しかった。ずっと身体全体に重たい物がずっしり乗っかってる感じでした。


本番3時間前。パッチ練を終え、ホテルへ歩いて帰る道すがらでも、そわそわして落ち着きがなく、なんとか気を紛らわせようと、音楽でも聞くか!とiPodシャッフルを再生しました。



すると流れてきたのが





mao.jpg「CDをお聞きいただいてる皆さんこんにちは。浅田真央です」





まさかの「ヴォイス・メッセージ from 真央」!!





「浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック」というCDの最後に収録されている真央ちゃんのボイスメッセージがいきなりiPodシャッフルからシャッフルされて流れてきた。オーベルストドルフの路上で。





ちょっと和んだ笑。






そして、次の曲を再生すると、流れてきた曲がこの曲でした。


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マキハラくんの「足音」という曲です。長野五輪の聖火リレー公式応援ソングになったすごい名曲なんですが





( ;∀;)イイウタダナー





(´;ω;`)ボロボロボロボロ





え?!何!?自分なんか泣いてる!なんで?!なんでやねん!と、意味不明の涙にちょっと自分でも動揺しまくり。するとそこになんと、前方から野口さんやみどりさんが歩いてくるではありませんか!!


慌てて平静を装う。しかし。



「どしたの??大丈夫??目、真っ赤だよ?」



と言われてしまい、




「いや〜ちょっとパッチで練習しすぎちゃって疲れちゃって!でも大丈夫です!調子いい!いける気がします!」




これから試合をむかえる人に余計な心配させちゃいけない、と、なんとか「練習で疲れた人」を装って、その場を切り抜けました笑。



ああ、今のなんやったんやろう・・・意味不明や・・・ホンマ試合前って何が起こるかわからん・・・と、ホテルに帰ってシャワーを浴びて、横になって、気持ちを落ち着かせました。でも一回泣いてしまったせいか、どこか気持ちはスッキリしていた。




ここまで来たら、もうやるしかない。



いい演技して、日本チームを盛り上げたい!



自分のためじゃなくて、チームのためにがんばろう!



そしてお世話になった先生に、いい報告ができますように!





と、先生から届いた励ましのメールを見ながら、そう決意して、衣装に着替え、本番一時間前、リンクに到着しました。





つづく




posted by dawa at 21:49| コンペティション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月29日

Memories of Oberstdorf その5 〜試合前日〜

さて、いよいよ大会初日。日本チームから何人か出場するので、全員の応援に行きました。


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客席で、世界各国から参加するいろんな選手の演技を観戦したのですが、感想は




濃ゆ!!!




でした。


女子はパワフルでエモーショナルな、そねみき先生みたいな人がたくさんいて!


男子はすらっと背が高くて身のこなしがきれいな、関めぐむ先生みたいな人がたくさんいて!



マジで、日本スケ連はそね先生と関先生をアダルトフィギュアに派遣すればいいのに!とか思いました笑


もちろん、全員が全員濃ゆいわけではないんですが、たとえば全身黒のボンテージみたいな衣装でフッサフサの黒い羽根を背中に付けたグラマーな人がいて、「ブラックスワンでも滑るのかなぁ?」と思いきや、町田くんが使ってた「F.U.Y.A」で、ヒップホップ踊りまくり、会場大盛り上がり。そんな「キャラたってるわぁ〜」みたいな人があちらこちらに、どこカテゴリにもいて、マスターズ@東伏見の40代男子の部の数倍濃ゆい空間でした。楽しくないわけがない!


そして、見ててちょっと焦ったのが、みんな転ばないこと!ステップでつまづいたりとかはたまにありますが、ほとんどディダクションがないんです。さすがにちゃんと仕上げてきてる。これは焦りました。



このリンクは転ばないリンクなのか?


いやそんなことはないぞ。あんなツルツル滑るのに。


自分だけコロコロ転んだらどうしよう。。。


しかも僕よく転ぶし。。。


こんな滑りまくる特殊な氷で。。。。




チームジャパンのメンバーがひとりひとり出番を終えるたび、キスクラで「おつかれー!」なんてみんなでワーッと騒ぎながらも、内心「自分の番がどんどん近づいてくる・・・」と焦りはじめ、その焦りは不安につながっていきました。


その日の夜、床についても明日の本番のことを考えるとドキドキが止まらない。



こわい・・・




逃げたい・・・・




逃げちゃだめだ・・・

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逃げちゃだめだ・・・

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逃げちゃだめだ・・・

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zzzzz・・・

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zzzzz・・・




眠れないと思いきや、22時からパッチがあってくたくたになってたので、ぐっすり寝ました☆






つづく





posted by dawa at 23:20| コンペティション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする