2017年02月14日

サカスマスターズのこと その2

最悪、「出ない」という選択肢もあると思いました。

センターに誰もいなくても、
群舞だけでも美しいし、十分絵になる。
美しい曲の、素敵な振付の邪魔をするくらいなら、
自分は、いないほうがいいんじゃないか、と思いました。

でもそれも何か、悔しかった。
だって、もう参加費7,000円払ったし!(そこ!?)

すべてが白紙になったホームリンクでの貸切、リハがお昼過ぎに終わり、
その後、ふらふらとサカスのリンクに足を運び、滑ることなく、
ずっとリンクサイドで、氷を見つめていました。

sacas.jpg

この場所で自分ができることは何だろうか?


リンクには、ネスカフェ・バリスタの大きなオブジェが飾られていました。
そういえば本田武史さん、へんてこりんなCMやってたなぁ、

ワクワクさせてよだっけな....

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それは中山美穂か....



ワクワクしますねだっけ.....





このCMみたいに、バリスタを持って滑るのはどうだろう?
ということがふっと頭に浮かびましたが、
でもそれだと、バリスタ買わないといけないし、バリスタ別に欲しくないし、
そもそも自分はコーヒーを飲む習慣がないので、却下。

第一、蝶々夫人の曲でバリスタもって滑るって、
どう考えてもおかしいだろ!!変だろ!!笑


結局、氷を見つめていても何のアイデアも浮かばず、
帰ろうとしたとき、ふと、リンクサイドに、
「ネスカフェ・ドルチェグスト」で作ったドリンクが飲める売店があることに気づきました。

バリスタで作れるのはコーヒーだけですが、ドルチェグストは、コーヒーに加えて、
ソイラテやチョコチーノ、宇治抹茶なんかも作れるマシンで、
実はずっと前から気になってた家電でした。

去年全日本で大阪に行った時、阪急電車の駅の構内に、
ドルチェグストで作ったドリンクを100円で飲めるネスカフェスタンドがあって、
結構おいしかったんですよね。

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これ、買っちゃおっかな.....


ネスカフェさん、リンクのスポンサーにもなっていただいてるし.....


感謝の意味を込めて......


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ということで買っちゃった!!!!
まあでも、貯まってたポイントを使ったので、ほとんどタダみたいな値段でしたが。



しかし、本番9日前。ダワはただ、「ドルチェグストを買った人」になっただけで、
本番で何をするのかに関しては、ノーアイデア。
何もかもがまっさらなままなのでした。



つづく


posted by dawa at 20:00| フィギュアスケート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月13日

サカスマスターズのこと その1

そもそも、自分がとても幸せなカタチでスケートができているのは、
周りの環境のおかげでもあります。

素晴らしい先生、たのしいリンクメイト、先輩、
Oberstdorfで会った大好きなSkating family.....

大人スタートでスケートをやるということは、
仕事、家庭、加齢、体型、病気..etcと、いろんな問題も出てきます。
でも、それぞれが、いろいろな事情を抱えながらも、
スケートが好き、楽しいという気持ちを大事にして
日本のどこか、世界のどこかで練習してるんだな〜と思うと、
とてもあたたかい気持ちになります。

大会に出ているアダルトスケーター同士にしかわからない、
あの、リンクにひとりぼっちという感覚を味わった人にしかわからない、
「シンパシー」のようなものが、絶対にあるのです。

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そんな「シンパシー」を抱く、素敵なリンクメイトの方から、2年くらい前に、
「みんなでグループパフォーマンスみたいなことやらない?」
という話を頂いて、みなさんと何か楽しいことができるなら喜んで、ということで、
参加させて頂くことになりました。

グループパフォーマンスで、いちばん最初に使った曲は「ボレロ」でした。
最初はリンク内の発表会など、内輪でやるだけだったし、
「センターで好きにやっていいよ」と言われたので、
指揮者になったり、サンタになったり、新体操のリボンを使ってみたり、
コートを脱いで上半身裸(正確には裸のプリントのシャツ)になったり、
本当に好き放題やっていました。
去年サカス杯で、賞を頂いたのも、その延長線上です。

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そして今年も何かやろうということになったのですが、
今回の曲が「蝶々夫人」だったのです。

ご存知だと思いますが、蝶々夫人ってとてもひどい話です。


●マダムバタフライあらすじ
蝶々さん、長崎に駐在するアメリカの軍人、ピンカートンに見初められる

結婚(いわゆる現地妻)

「じゃあね」と、ピンカートンはアメリカに帰国。

蝶々さんはピンカートンの子を出産。ピンカートンの帰りをひたすら待つ。

ピンカートンはアメリカで結婚。

蝶々さんは、ピンカートンの帰りをひたすら待つ。

3年後くらいにピンカートン、妻と来日。

蝶々さんに「子供をよこせ」と要求。

蝶々さん自殺。



救いようのないお話しです。ピンカートンひどいやつです。

そして、皆さんもご存じ、真央ちゃんも使っていた、
蝶々夫人の「ある晴れた日に」という曲は、とても切なく美しい曲です。

ボレロなら一定のリズムがあるし、勢いもある曲なのでノリでなんとかなりますが、
あの美しい曲調の中で、どんなパフォーマンスをすればいいのか?

自分は踊れないし、踊れない自分が真ん中に立ってただ舞う、なんて地獄です。
見せるも地獄、見せられるも地獄、まさに地獄絵図です。

でも、「ボレロ」の時のように、
何か奇抜なことをして盛り上げるような曲でもないのです。

想像してみてください。


「曲は蝶々夫人です。あなたはピンカートン役です。
 あなたは真ん中に立って、あなたの周りをみんなが群舞で踊ります。
 群舞に関しては、先生が素晴らしい振付をしてくださいました。
 あなたは何をやってもいいです。何をやるのか考えてください。」



ともし言われたら、何をしますか?

あの曲で、コートを脱いで上半身裸になれますか?(いや、なれない)←反語


ものすごい難問で、かなり悩みました。

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それでも、なんとか自分なりに知恵を振り絞って、

「これだったらストーリー的にも辻褄が合うし、お客さんを盛り上げることもできる」

というアイデアを考え、小道具も用意して、貸切練のリハ―サルで披露してみました。
このネタはちょっとヤバいかな?でもギリセーフかな?でも今しかできないしな?と思ってたのですが、


「今の時期にこれはヤバくない?」


ということになり、最終的には全面脚下になってしまいました。
(いつか披露するかもしれないのでその内容は伏せておきます)

ギリセーフどころか、ガチアウトだったのです。


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途方にくれました。じゃあどうすればいいんだ?


それが本番9日前のことです。



つづく




posted by dawa at 20:35| フィギュアスケート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月12日

10周年記念イヤー

スケートをはじめたのが2006年、トリノ五輪のすぐあとだったので
早いものでもう、まる10年という月日が経ちました。
そういえばこのブログも10周年記念イヤーです!イヤーて。

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いろいろなことがありました。

スケートを始めたばかりの頃の、もう何をしても楽しい時期。
毎日でも通いたいわくわくした気持ち。

新しい技をどんどん習得していくことができて、
スケートが楽しくて、スケートしたくてたまらなくて、
1日でリンクを2つ、はしごしたこともありました。

大会に出て、スケートの本当の難しさ、奥深さを知って心が折れそうになった時期。

震災の後、半年間スケートできなかった時期。

伊藤みどりさんとお会いして、ISUアダルトに出ます!と宣言して、
ドイツに向けて、ハードに練習に取り組んだ半年間。(詳細はこちらを参照)

その大会で優勝することができて、
ISUアダルト大会で初めて優勝した日本人男子になれた!という、この上ない達成感。
そして生で見れた、伊藤みどりさんの「篤姫」。

そのあとの燃え尽き症候群...ペアへの挑戦...計4回のドイツ遠征....
ここには到底書ききれない、いろいろなことが、紆余曲折がありました。

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10年前のスケートブームで、同じ時期にスケートを習い始めた方々はほとんどやめてしまいましたが(現実そんなものです)
自分は、まあ、基本的にそれほど真面目ではなかったので、
真面目じゃなかったのが、逆に10年続いた理由かなと思います。
スケートのためにこの10年生きてきました!キラッ☆みたいなことは絶対言えないですし。


そして。
今はというと、それほどガツガツすることなく、
できることをできる範囲でやる、というスタンスに落ち着きました。
ま、基本滑るの楽しいし、運動になるから行っとこ、的な。
疲れたら帰るし、
できないならまたやればいいや、的な。
もちろん、大会の前の時期は追い込みますけどね。


誰にやらされてるわけでも、誰に期待されてるわけでもない、
全部自分でお金を出してやってるのだし、
特にスケートというのは誰かと争うような競技でもないので、(アダルトは特にそうです)
勝った負けたとか、順位にこだわるようなこともない。(アダルトは特にそうです)

それはすごく幸せな関わり方で、
ここ1、2年、自分はとても幸せなカタチでスケートをしている気がします。

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あしたから、昨日のサカスの大会のウラ話をちょこちょこ書いていこうと思います。
ひさびさのブログ更新!




※全然関係ないですが、リンクを貼るためにひさびさに過去の記事を読みましたがなんかキャピキャピしてますね!今はダワもずいぶん落ち着きのある大人になりました(と思いたい)



posted by dawa at 19:58| フィギュアスケート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月31日

第38回紅白スケート合戦


第38回紅白スケート合戦


総合司会:小林 千鶴(J-sports)

実況: 中国杯で画面の片隅でライスト実況してた人
hashikkojikkyo.png


※数字は出場回数

紅組


白組
 

紅組司会:鈴木 明子


白組司会:織田 信成


エフゲーニャ・メドベージェワ

「ムーンライト伝説」


ミハイル・コリヤダ


「デカメロン伝説」


アリーナ・ザギトワ


「History Maker」


アレクサンダー・マヨロフ


「ローソンCMソング」


アルア・ムカメトカリエワ


「恨み節」


アーミン・マーバヌーザデー


「キル・ビル テーマソング」


本郷 理華


「夜桜お七」


クリシナ・サイ・ラフール・エルリ&友野一希

「ムトゥ〜踊るマハラジャ〜」


本田 真凛


「It's my JAL」


田中 刑事


「犬のおまわりさんの運命」



パトリック・チャンプロデュース!

アイスワイン「ON ICE」試飲即売会





実飲販売員 : オクサナ・バイウル





フランシス・ブードロー=オデ

「真剣(マジ)SUNSHINE」


ユリア・サウター

「お尻バイオリン2016」 


アダム・リッポン


「Let Me Think About It」


アシュリー・ワグナー


「SWEET DREAMS」


ボーヤン・ジン&ネイサン・チェン

「夢想花」




ユナ・キム

「平昌五輪音頭」
  

宇野 昌磨

「フィンランドはどこですか?」


キーラ・コルピ

「虹の彼方に」
  

アレクサンドル・スミルノフ

「青の時代」


浅田 舞

「それゆけカープ」
 

ハビエル・ラヤ featuring ハビエル・フェルナンデス

「あなたがいるから ここにいる」




安藤 美姫

「PPAP」

12

アブザル・ラキムガリエフ featuring デニス・テン

「あなたがいるから ここにいる」 




ベアトリサ・リャン

「あんたの花道」
(バックダンサー:本田望結)

10


ネスカフェpresents

〜コーヒーブレイクタイム〜




アンバサダー:本田武史







エレーナ・ラジオノワ


「大都会のやさぐれ女」


デニス・ヴァシリエフス&ステファン・ランビエール

「硝子の少年」


アンナ・ポゴリラヤ


「シェヘラザード」
 
エバン・ライサチェック

「シェヘラザード」
10

村主 章枝


「月光2016」※三宅島から生中継
 
11
織田信成&鈴木明子

「こうではなくて、こう」
 



ミラ・リュン

「株式会社Google社歌 2016」
 

パトリック・チャン

「オペラ座の怪人2016」
 

サマンサ・ガーデラス

「津軽海峡・冬景色」
 
グルシナ&ゴンチャロフ

「別れても好きな人」

エリザベータ・タクタミシェワ


「SWEET 19 BLUES」
 

ウラミジール・モロゾフ&エフゲーニャ・タラソワ

「君の名は」
 

グレイシー・ゴールド

「薔薇のように咲いて 桜のように散って」
(TBSドラマ「せいせいするほど、愛してる」より)


町田 樹

「あなたに逢いたくて〜Missing You〜」
 




SONG FOR JAPAN

のどじまん ザ!ワールド

〜世界が歌うニッポンの名曲選手権〜



出演&曲目


ジェイソン・ブラウン 「潮騒のメモリー」


ケビン・レイノルズ 「ポケモン言えるかな?」


于小雨 「アニソン・メドレー」






エフゲニー・プルシェンコ


「PERFECT HUMAN」 
 
15
ティン・パン&ジャン・トン


「こんにちは赤ちゃん」
 
フィリップ・キャンデロロ

「ありのままで」 
26
高山 睦美

「タキシード・ジャンクション」

11

エルビス・ストイコ


「ライーヨー2016スペシャルメドレー」
 
19
浅田 真央

「見上げてごらん夜の星を〜ぼくらのうた〜」


ジョニー・ウィアー


「ジョニーへの伝言2016」
 
10
エレナ・ベレズナヤ

「海を見ていたエレナ」 
 
12

羽生結弦&田中刑事&宮原知子&織田信成


「恋ダンス」

7/初
初/8

恩田 美栄

「ラブダンス」 


イワン・リギーニ&ヴァレンティナ・マルケイ&エリック・ラドフォード

「濃いダンス」
 

マリナ・クリモア&セルゲイ・ポノマレンコ

「濃いダンス」
 

高橋 大輔

「濃いダンス」

10
タチアナ・タラソワ&ニコライ・モロゾフ

「濃いダンス」

28

4

アドリアン・シュルタイス


「変ダンス」
 

シャーリー・ヒューズ


「シン・ゴジラのテーマ」

93


審査員


ハビエル・アドリアーノ(スペイン) セルゲイ・ヤロスラフ(ロシア)

マイケル・ジェイコブ(カナダ) ジェイソン・チェン(アメリカ) 大門未知子

西郡空挧流 西郡流譜 西郡流麗 チンクワンタ





posted by dawa at 00:00| 紅白スケート合戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月13日

東京ライブ2016終了!

東京ライブ2016、無事終了しました!

ご来場ありがとうございました。
たくさんのプレゼントも、ありがとうございました。感謝、感謝です。

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今回のプログラムはこんな感じでした。

■1部
 1.マック・ザ・ナイフ
 2.映画音楽 名曲メドレー
   ・ニュー・シネマ・パラダイス〜Cinema Paradiso
   ・ニュー・シネマ・パラダイス〜初恋
   ・ニュー・シネマ・パラダイス〜愛のテーマ
   ・ピアノ・レッスン〜BIG MY SECRET
   ・ピアノ・レッスン〜楽しみを希う心
   ・ロミオとジュリエット〜愛のテーマ
   ・ロミオとジュリエット〜Kissing you
   ・ドクトル・ジバゴ
   ・LET IT GO
   ・タイタニック〜愛のテーマ
   ・ライフ・イズ・ビューティフル  
   ・ライムライト
   ・道-LA STRADA-
 3.Sokkuri!?イマジン〜SAYURI
 4.「蝶々夫人」よりある晴れた日に
 5.ジュピター
 6.マラゲーニャ
 7.ピアノ協奏曲ー宿命ー

■2部
 1.フィギュアスケート研究発表
    〜極北の大地における吹雪のアルゴリズムとヒューリスティック分析〜 
 2.白夜を行く
 3.エデンの東
 4.リクエスト曲特集
   ・ファイアーダンス
   ・ピアノ協奏曲23番イ長調K.488 第2楽章
   ・1989年パリの世界選手権の伊藤みどりさんのフリーの曲
   ・仮面舞踏会
 5.ダワ、ペアへの挑戦ドキュメント
 6.「トゥーランドット」より誰も寝てはならぬ
 7.Io ci saro これからも僕はいるよ
 8.オペラ座の怪人
 9.わたしのお父さん
10.黄昏のワルツ
11.ラ・ボエーム

■アンコール
 1.BRING HIM HOME〜エクソジェネシス交響曲
 2.美輪さん&陽水さんによるよく聞き取れない愛の讃歌


2部はネタをたくさんやることができて、楽しかったです。
また機会がありましたら、どうぞよろしくお願いします。

これからは6月のドイツの大会目指して邁進していきます!


posted by dawa at 23:46| ピアノライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする